2019年10月22日

ライセンス販売

UiPathのライセンスについて

UiPathのライセンスには大きく分けて、Studio(ステューディオ)、Robot(ロボット)、Orchestrator(オーケストレイター)の3種類があります。
それぞれ、ワークフローを 「作る」「動かす」「管理する」ためのライセンスです。

ひとつひとつ、詳しく紹介していきます。

UiPath Studio(ステューディオ) とは

自動化されたワークフローを「作る」、開発のためのライセンスです。

開発といっても、基本的にはプログラミング技術は必要がありません。
例えばファイルを開いたり、クリック動作を行ったり、ソフトを起動したり・・といった各行動を指定し、どんどん組み立てていくという作業です。
PC上でユーザーが行った作業を記録して、その動きを再現する形でワークフローを組み立てていくこともできます。

Microsoft社のフレームワークを採用しているため、Officeなどとの互換性が高く、違和感なく各種操作を行うことができます。
またワークフローをフローチャート形式で作成でき、視覚的に理解することができます。

※UiPath社Youtubeコンテンツより引用

UiPath Robot(ロボット)とは

UiPath Studioで開発したワークフローを「動かす」、実行のためのライセンスです。
人の手により実行されるタイプの「Attended Robot」(アテンデッドロボット)
人の手を介さず、Orchestrator から自動で起動される「Unattended Robot」(アンアテンデッドロボット)
があります。

Attended Robotでは、利用者がPC上にインストールし、都度実行要求を行います。そのためフロントオフィス的な業務に適しており、同時に複数のフローの実行ができません。ひとつのシナリオが完了したあと、次のシナリオの実行を要求・・・という流れです。

これに対し、Unattended Robotでは、サーバーにインストールし、Orchestratorと連携し、予めスケジューリングされたフローを自動で実行します。
Attended Robotと異なり、同時に複数の実行要求を受け取り、ロボット1台当たり同時に1シナリオずつ実行することも、1つのシナリオに複数のロボットを割り当てることも可能です。

※UiPath社Youtubeコンテンツより引用

UiPath Orchestrator(オーケストレイター)とは

作成したロボットの稼働状況を「管理する」アプリケーションです。
RPAが全社にスケールした際には、人での管理は多大なリソースを消費することになります。
そこで、このOrchestratorを導入することにより、リソースを最小限に抑えつつ、安定した運用状況を実現することができます。

  • Robotの構成管理
  • シナリオ-Robotの割当、配信
  • シナリオ実行
  • 運用モニタリング
  • セキュリティ・ガバナンス

などが主な機能です。
接続可能数、テナント数に応じて3つのプランがあります。

※UiPath社Youtubeコンテンツより引用

構成と用途について

上記を表にまとめると、以下のようになります。

ライセンス名 用途 利用イメージ
Studio ・ワークフローの作成
・Orchestratorへのアップロード(Publish)
開発者がワークフロー開発・テストで使用
Robot Attended Robot ・プロセスの手動実行 開発者が作成したワークフローを、ユーザーが自分のPCでプロセス実行するのに利用
Unattended Robot ・Orchestratorからのプロセスの自動実行 RPA運用管理者が専用PCを用意し、プロセスをスケジュール実行するのに利用
Orchestrator ・Robotの運用管理
・各種パラメータ、資源管理
システム部門がサーバーにインストールし、RPA運用管理者が運用管理
製品名 ライセンスモデル
OC接続なし OC接続あり
Studio(ST) Named User(NU) Named User(NU)
Node Locked(NL) Concurrent User(CU)
Attended Robot(AR) Named User(NU) Named User(NU)
Node Locked(NL) Concurrent User(CU)
Unattended Robot(UR) Node Locked(NL) Concurrent Runtime(CR)
Non-Production Robot(NR) n/a Concurrent Runtime(CR)
Orchestrator(OC) Standard Server
Orchestrator(OC) Basic
Orchestrator(OC) Basic Non-Production

また、上記のように、ライセンスについてはそれぞれモデルとして「Named User」、「Node Locked」、「Concurent User」があります。
詳しく説明していきます。

Named User(ネームドユーザー)

ユーザーに紐づくアカウントです。つまり、同一ユーザーであればPCを変えても問題がありません。
(同一ユーザーでの複数PCでの同時実行はできません)

Node Locked(ノードロックド)

PCに紐づくアカウントです。同じPCであれば誰が使ってもOKです。

Concurrent User(コンカレントユーザー)

セッションに紐づくアカウントです。PCやユーザーが変わっても実行が可能です。(Orchestratorとの併用が前提)